血しぶきに酔え!
エレクトロニック・アーツのXboxタイトル『DEAD SPACE』をプレイしてみました。
昨年発売された作品ではありますが表現規制の影響で国内版の発売が禁止されてしまい、ローカライズは
されておりません。今回購入したのはアジア版といわれているパッケージで、マニュアルは中文と英語の
表記となっていますが、中身は英語版そのままです。
国内の有志による翻訳Wikiが既に完成されているのでそのページを見ながらプレイすれば言語の違いなんて
ほとんど問題ありませんでした。
ゲーム内容は「SFホラー」ということになります。
資源採掘船からの救難信号を元に救助船が向かうとそこは地獄絵図と化していた!といったクラシックSFの
作法そのままの導入部から、恋人からの不可解な通信、心を許せない救助船の同僚、生存者の奇妙な振る
舞い、クリーチャーに姿を変え襲い来るかつての乗組員等々、謎が謎を呼ぶこの状況下で主人公のアイザック
・クラークは生き残るすべを探して巨大な宇宙船内を走り回ります。
SF大好きな僕はこういった遭難船からの救難信号ものには大変弱いです。
船内で何が起こったのか?というところをミステリアスに描かれるとわくわくしてしまう人間です。
ローカライズされることを大変期待していたのですが、もう望みはないであろうとでアジア版購入となりました。
ゲーム自体の面白さはどうだったのかというところになってくるわけですが、これは開発者も言っているよう
に、バイオハザード4を徹底的に研究しつくして、バイオ4を基盤にどれだけ上積みできるかを目指した作品と
いうことになります。ゴミ同然だったバイオ4のシナリオとは異なり。定型依存型ではあるけれど丁寧に描かれた
シナリオ、ホラーゲームというジャンルを真正面から見据え、「恐怖」について徹底的に調整された演出、
バイオ4のようにいかに弾薬をセーブするかという考え方ではなく、弾薬をいかに撃つのかというプレイヤーが
攻める形でのゲームデザインとなっているところ等々、個人的には非常によく出来た作品でした。
昨年のタイトルということであれば『バイオショック』に勝るとも劣らない出来栄えです。
プレイを終えて思ったのですが、バイオハザード5が目指すべきだったのはこちらだったのではないでしょうか。
「恐怖」という概念を完全に捨て去り、単なるサバイバルシューティングになってしまったバイオ5。
僕が凡作の評価を下した和製ホラーゲームの草分け的作品は、今作にいたってついに独自性を捨ててしまった
かのように思えるのです。
さて、最後に日本で問題となったゴア表現についてですが、大したことは全然ありません。
のっぺりとしたテクスチャーのおかげでリアリティが希薄なのでマネキン感覚でばっさばっさと切断できます。
国内版出せばそこそこ売れたはずで、かえすがえすも残念。
あ、それからあの最後の演出!あれにはやられました(笑)
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現在、同じくXboxタイトル『Prototype』(北米版)に挑んでおります。
こちらも血しぶきが舞い上がる系の国内発売はほぼ無いといっていい作品。
冒頭部分をプレイしただけですがかなり面白い!
最後まで終えたらまた感想書くかも。
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